おもち合唱団

高橋喜和子(24歳ニート女優、それなりに健康)が楽しいことを書く日記です。

四角に要注意

 

今年はいわゆる生配信をすると吹聴しているのだが、体調を崩したりなんだりもありでなんだかんだやっていない。体調を崩したりなんだり、と言ったが、なんだり、の部分としては、あの、CMがめっちゃこわい。

 

ノンスタイルの井上が配信をしていて、なんか若人に囲まれた相方の石田が"シャワー浴びて"とコメントする、さすがにこれはやらないっしょwとその若人たちと笑っていると、シャワーを浴びながら配信する井上、本当にやってる〜wwwwwwと、石田と若人。

 

みたいなCMがめっちゃこわい。

あんなにこわいCMあるか?と思う。きっとわたしの配信もああいう風に笑われるに決まってる。さすがにシャワー浴びてとかは言われないかもしれないけど、笑ってとか歌ってとか言われて、期待に応えようと頑張るとその画面の奥にファンなんて存在せずわたしを貶めようとする悪意のみがある、みたいなことになるに決まってる。決まってはないよ、って言うかもしれないけど、そうなるかもしれないならやりたくない。

 

そもそも"かもしれない"より怖いことなんてない。かもしれない、は前振りいらずの恐怖。わたしは生まれてからこれまでかもしれないに振り回されて生きてきた。かもしれない、と思うと、何もできない、そればかり考えてしまう。

 

駅の券売機に100円が落ちててもこれは多分呪われてる百円玉だから私利私欲丸出しでこれを財布に入れようものなら百円玉が何か作用して最終的に死に至るかもしれないと思って拾えない。

 

好きな人はわたしを突然嫌いになるかもしれないし、わたしより好きな人ができるかもしれないし、耳の裏のリンパが腫れているのは重篤な症状の前触れかもしれない。

 

中学生だかの時にお腹が痛くて、その年の頃にはパソコンで何かを調べるくらいのことはできたので、ネットサーフィンをして、ああいうものが、もうお前死ぬわぐらいの不安を煽ってくると今ならわかるけどその当時はわからなくて、お母さんにどうしよう!わたしは何か臓器の何かやばい病気っぽい!と絶望の気持ちで告白したら「そういう病気の人は、もっと、痩せてます!!!!!」と断言されたりしたな。

 

一番わたしの人生を制限してるな〜と思う"かもしれない"が「エレベーターで自分の死角になっている隅に四つん這いの女がいるかもしれない」っていうやつ。

 

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四つん這いの女はなかった、これは「ゾンビのイラスト(女性)」

 

わたしはこのかもしれないのせいで1人でエレベーターに乗れない、前に12階建の12階でバイトした時も階段で登って階段で下がっていた。たまにあるエレベーターでしか行けない店、本当に勘弁してほしい。ここだけの話、そういう時わたし「いるのはわかってるんだからな」とか呟いたりしてる。とりあえず上の休みを見続けようとして上を向きながらぐるぐる回ってたら予想外の階で空いちゃって奇人を見る目で見られた事もある。

 

本当はプラス方向に、かもしれない、を作用させたい。100万円が当たるかもしれない、とは思えないからリツイートできなかった。

 

今日はいいことがあるかもしれない。とか毎朝思うことから始めようかな。